お問い合わせ
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
ピクスー株式会社
- 所在地: 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-20-9 co-factory渋谷402 ピクスー株式会社
- メール: info@webiot.io
- 電話番号: 090-9863-0987(担当:塩澤)
※メール通知機能ができましたのでそちらもご利用することができます。メール通知機能についてはこちら。
このページではウェビオの騒音センサーを用いて基準の値を超えた場合にGmailにメールを送信する方法をご紹介します。
ウェビオのセンサーから直接Gmailを送信することができないので、Integromatというサービスを活用します。ウェビオの騒音センサーは1分に1回特定のURLにセンサーの値を送ることができます。その特定のURLを作ってくれるのがWebhooksというサービスで、WebhooksとGmailを自動でつないでくれるのがIntegromatです。
※ IntegromatはチェコのIntegromat社のサービスです。ウェビオのサービスではありません。Integromatのサービス内容については、弊社では保証いたしかねます。本記事は、システム連携の参考としてご紹介しております。
Integromatでは無料のアカウントで月に1000回までタスクを実行することができますが、ウェビオのボタンセンサーは/docs分に1回信号を出すため月に1000回のタスクでは足りなくなってしまいます。したがって、騒音センサーとIntegromatを使う場合、1ヶ月に150,000回までタスクを実行できるビジネスプランにアップグレードすることをお勧めします。料金など詳しくはこちら。
まず初めにIntegromatからアカウントを作成します。Googleのアカウントでそのままログインすることも可能です。
※1からアカウントを作成するとき、パスワードには英語小文字、英語大文字、数字、記号が含まれていなければなりません。
アカウントを作成し、ログインするとチュートリアルを行うか確認されますがskipから飛ばして構いません。すると、次のようなダッシュボードが出てきます。
ダッシュボード右上のCreate a new scenarioをクリックすると、次のような利用したいアプリケーションの検索画面が出てきます。
ここにWebhooks、Gmailと順にチェックを押しながら入力し、
このように2つのアプリケーションが選択できていれば完了です。右上のContinueをクリックし、scenarioを作っていきましょう。
scenario作成の画面に来たら、中央の大きな ? マークをクリックしWebhooksを選択します。次にトリガーとアクションを選択できるのでトリガーの中からCustom webhookを選択します。
次に、新しくでてきたボックスの右側にあるAddボタンを押します。
すると、Webhooksの名前を入力できるようになるのでお好みの名前をお付けください。
IP restrictionsは入力しなくても構いません。そして、Saveをクリックすると、先ほど付けたWebhooksの名前とURLがでてきます。このURLを使うことでウェビオのセンサーの値を送ることができます。
ここで1度左下のRun onceボタンを押しておかないとウェビオでテストするときにエラーが発生する可能性があるので、Run onceボタンを押してください。LOGに"The request was accepted. Waiting for data."と出た時点でstopしていただいて大丈夫です。
次に、ウェビオのセンサーのデータ連携設定を行います。ウェビオコンソールから左側のメニューのデータ連携をクリックし、下にあるルールを追加をクリックします。
次に、チームを選択し、送りたいセンサーの種類にチェックを付けます。ここでは騒音センサーの平均デシベルが知りたいので、average decibelにチェックを入れ、次へをクリックします。
データ連携設定画面が表示されたら、先ほどWebhooksで生成したURLを送信先URLに張り付け、BODY欄に以下のものをコピーして貼り付けてください。
{
"id":"{{id}}",
"value":"{{value}}",
"unit":"{{unit}}"
}
これらを入力することでウェビオのどのセンサーがどのくらいの値を取得したか把握することができます。
次へをクリックし、テストボタンをクリックし、以下のように 200 Accepted となれば成功です。
次にGmailの設定を行っていきます。
中央のAdd another moduleをクリックし、Gmailを選択し、Actionの中からSend an emailを選びます。
Toの欄には送り先のメールアドレスを入力します。複数のメールアドレスに送りたい場合はAdd a recipientから追加します。
Subject欄には件名を入力し、Contentには送りたい内容を入力します。
Webhooksとの連携がうまくできているとid、value、unitを選択できる欄が出てきます。この部分にウェビオのセンサーが送ってきたデータが入力されることになります。以上でGmailの設定は終了です。OKボタンをクリックし、最後に条件の設定を行います。
今現在、ウェビオの騒音センサーは1分に1回Webhookに対してデータを送り続けています。常に1分に1回もメールが送られてきても困るので、特定の音量を超えた時にのみメールを送るように設定します。
WebhooksとGmailの間にある工具のマークをクリックするとSet up a filterの欄が出てきます。Labelには好きに条件の名前を付けていただき、Conditionにはセンサーの値である1. valueを選択し、真ん中にある上下の矢印からセンサーの値が基準より大きい時なのか、小さい時なのか、または等しい時なのか等の設定ができます。
ここでは、センサーが基準よりも大きい時にメールを送信してほしいため、Greater thanを選択します。 最後に基準となる数値を入力し、OKをクリックしたら完了です。
実際にGmailにメールが来ているか確認してみます。
無事にメールが届いていました。
今回は、ウェビオの騒音センサーを使ってアラートシステムを作ってみました。他にもあらゆるウェビオのセンサーとIntegromatやIFTTTなどのサービスを活用することで様々な業務を自動化したり、効率化できる可能性があります。ぜひあなたのIoTプロジェクトにご活用ください。
お問い合わせ
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
ピクスー株式会社